国境を監視する陸上自衛隊与那国島駐屯地 創立1周年

国境を監視する陸上自衛隊与那国島駐屯地 創立1周年
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国境を監視する陸上自衛隊与那国島駐屯地 創立1周年
国境を監視する陸上自衛隊与那国島駐屯地 創立1周年
 昨年3月に創立した「陸上自衛隊与那国駐屯地」で1周年記念行事が平成29年4月23日(日)に行われた。

 外間守吉与那国町長はじめ、政府関係者・国会議員・沖縄県関係職員・沖縄県議会議員など約80名の来賓が見守る中で式典が始まった。

 自衛隊最高指揮官・安部晋三内閣総理大臣のメッセージが代読され、その中で安部晋三総理大臣は「日本最西端の地、ここ与那国島において、昨年、自衛隊は新たな歩みを始めました。約160名の隊員とその家族を、温かく受け入れて頂いた与那国島の皆様に、心から御礼申し上げます。自衛隊の日々の活動は、地域の皆様の理解と協力なくして成り立ちません。自衛隊は、ここ与那国島でも、必ずや、皆様の信頼を勝ち得、頼りになる存在となる、そう確信しています。我が国の平和と安全、ひいてはアジア太平洋地域の平和と安定のため、極めて大きな意義を有するものです。ご家族と皆様。皆様の支えがあるからこそ、隊員は全力を出し切ることができます。本当にありがとうございます。」と、与那国島町民と自衛隊隊員との共栄に重点をおいた。

 お隣の国、台湾へまでは約100Km 尖閣諸島へは約150Km。1990年代、中国人民解放軍の弾道ミサイルが与那国島沖合に着弾。その後与那国島にて自衛隊配置の必要性の声が上がる。
 2009年、町長らによる自衛隊配置の要望書が提出される。
 2015年、自衛隊駐屯地建設の住民投票で建設賛成が過半数を上回り建設が決定する。

 2018年3月に陸上自衛隊与那国駐屯地が開設、2019年現在は与那国沿岸監視隊、第442会計隊、通信情報収集小隊、第322基地通信中隊与那国派遣隊、第136地区警務隊与那国連絡班(約160名)が国境を監視している。
 
 外間守吉与那国町長は取材に対して、「住民投票など色々な事があったが、賛成・反対と住民の意見は分かれていたが1年間経って自衛隊員とその家族と島民とが接しあい蟠りが減って来たことが特徴だ。島における変化は、まだ1年で大きな変化は表れていないが居酒屋などの飲食店は予約しないと入れないなど経済効果も表れ始めている。子ども達の数も増え小学校の状況も改善している。税収も増えると期待している。漁民も安心している。これからは自衛隊との共同な街作りが課題だ。」と答えた。

 与那国沿岸監視隊長 塩満大吾2等陸佐は「我が国の周辺を広域なわたって監視できる監視隊が与那国島に出来たことは抑止の為に大いに意義がある。加えて水難事故にも対応している。情報収集任務の練度をあげ各隊の活動に活かせるように努めたい。駐屯地の維持については地域住民の理解が重要であり今後も地域活動も継続していきたい。島民との交流(隊の夏祭りや島内のイベント協力・隊員個人によるPTA活動・ボランティア活動)を通じて総合理解は進んでいる。これからも地域一体の駐屯地になるように取り組んでいく。」と話した。

 では、与那国町民は・・・
 「息子が、自衛隊員さんのお子さんと友達ですよ~。お行儀良くて感心してます。」(30代・女性)
 「街に活気が戻ったようだ。」(50代・男性)

 与那国駐屯地1年目、与那国島町民と自衛隊は互いに好意的になっている。
 

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